子供を育てていく上で、我が子を学校に通わせるのは当たり前のことであり、とても大切なことでもあります。集団生活の中で子どもが成長し続ける姿を見るのがとても楽しみで、もちろん大変なこともありますが、それ以上に幸せを感じる親御さんは多いと思います。
しかし、子どもが学校に通い始めると親としては少し億劫に感じてしまうこともちらほらあるようです。
それは「PTA」の存在。そういえば私自身の親も、PTAの役員とかをやってたっけ!?なんて思い出したりしました。
そもそもPTAってなんだったの?加入は任意!?退会することもできる?入らないとどうなる?デメリットがあるの?
PTAの役割などをきちんと知らないな~という状況もあったので、今回はPTAについて色々調査してみました!
PTAとは
PTAとはParents(親)Teacher(先生)Association(組織)のそれぞれの頭文字を取り、略してPTAとなります。
日本での歴史は古く、PTAの始まりは1945年。戦後、アメリカから入ってきた学校教育の考え方で、保護者と先生が協力して子供達が健やかに成長していけるように学校運営のサポートをするのが主な活動です。
具体的には
○運動会や学校行事のお手伝い
○子供達の安全の為の地域パトロール
○廃品回収
などなど、他にも結構やる仕事は色々とあるようですね((+_+))
PTAの活動は学校によっても微妙に違いがあるようです。
PTAは退会できる?
PTAは子どもが学校に入学した時点で強制的に加入しなければならないものという認識でしたが、調べてみるとどうやら退会できるそうなのです。
あくまで任意加入団体であるPTAは、退会以前に入らないという選択をすることも可能です。もちろん、加入後に退会することもできます。
PTAを退会を希望する場合は、担任の先生に口頭で伝えるor退会届を提出する必要があるようですね。
PTAに入らないとどうなる?デメリットは?
前述の通り、PTAの加入は任意なので、基本的にPTAに入らなかったからと言って、被るデメリットはないと考えるのが普通だと思います。
PTAに入らないとどうなる?の問いには、実質「どうにもならず、デメリットもない」と答えたいのですが、本当にそれが普通なのかはわかりません。
PTAが行う廃品回収の収益で買った備品を子どもが使えなくなる等のデメリット、まさかないとは思いますが万に一つあるかもしれませんし、PTAの役員をしている方から退会の申込を受けた後、そこに対する目はやはり厳しいものがありそうです。
PTAに入らないとどうなるかやデメリットについて明確な答えにはなりませんでしたが、退会されるのであれば、周りに何を言われても気にしない精神的な強さは必要になってくるのかもしれませんね。
PTAを廃止する方法
いっそPTAを廃止することができたら楽だなぁと思う親も少なくない…かもしれません。が、それもなかなか難しいようです。
事例がないわけではなさそうですし、廃止する方法もないわけではなさそうですが、PTAが担ってきた役割を誰が代わりに果たすのか、といったところまで考えると、地域の手の空いている方を探すのには時間も手間がかかり、忙しい先生の負担をこれ以上増やすことはナンセンスなのかなと。
廃止する方法を探していくよりも、より良い運営方法を探していく方が建設的かもしれませんね。
まとめ
いつの時代もPTAの役員選びなどは大変なようですね。
でも最近では、表向きには「各家庭の負担の軽減のため」として、実際は保護者同士のトラブルを避けるためにPTAを廃止する学校もあるのだそうです。
退会する・入らないという判断をする方がこれから増えていく可能性もありますが、私個人的には、大切な我が子がお世話になっている学校や地域なので、感謝の気持ちを込めてPTA活動には少しでも協力していきたいとは思っているところです。